オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

Gooブログより引っ越ししてきました

アンティーク・オーディの奏でる音の芸術

最新オーディオ→オールド&レトロ→ビンテージ→アンティー

 

最新オーディオとは現行で販売している、オーディオ製品の事ですよね

 

その製品の宣伝が無くなり、中古で取引されるようになると

オールド・オーディオ製品、

 

古いオーディオ製品となるのでしょうか

 

 

マークレビンソンなども現行品も有りますが、初期の物は

オールド・レビンソンとして区別しているようですね

 

 

オールドオーディオ、

古いオーディオは一般的にトランジスターの初期物あたりの製品でしょうかね

 

レトロ・オーディオ製品は、懐かしと感じれば何でもいいようですね

アナログ等の、レトロな新製品もあるようでまた違ったジャンルかな~

 

 

ビンテージ・オーディオ製品

一般的には真空管を使った1950年代から70年代のオーディオ製品でしょうか

 

そこそこ古くて魅力的な音色を奏で、しかも

歴史に名を遺すようなオーディオ機器でしょうかね

 

 

 

そしてアンティーク・オーディオですが

 

ビンテージやアンティークは明確な定義が有るそうで

アンティークの定義は、 「製造された時から100年を経過した府工芸品・工芸品・美術品」

中世ヨーロッパの美術品等が、アンティーク製品として取り扱われているそうです。

 

ヴィンテージとは、アンティークほどは古くないもの、100年に満たなくても価値のあるもの

だそうです

 

美術品や家具でも100年経って姿形が残っていればそれだけで価値があり

アンティークと呼ばれるそうですが

 

 

オーディオ製品は電化製品です、音が出るアンティークなオーディオ製品は

奇跡的と言ってもいい、プレミアムなアンティークが

 

アンティーク・オーディオ製品と言って良いでしょうね

いよいよ100年を経過したアンティーク・オーディオ製品の誕生ですね

 

1925年にはWE205D真空管が発売され、この真空管を使って

劇場等で拡声装置のアンプとして使われ始めました、

翌年の

1926年には、名器WE555Wが製造を始めています

WE555Wも来年はアンティーク・オーディオ製品の仲間入りですね

 

 

電気製品のアンティーク、これは本当に凄いことですね

 

絵画等の美術品や、家具等の調度品は見た目の美しさや、

希少性で「その物に」価値が出ると思いますが

 

 

オーディオは「製品その物価値」もさることながら

 

発する「音」に価値が生じます

 

 

ただし

私は古い製品が奏でる、古臭い音には価値が無いと思っています

それをただ懐かしむ趣味は否定しませんが

 

「アンティークな音に価値」があるとは思えません

 

 

 

 

ラジオの世界もアンティーク元年です

1924年 東京放送局設立

1925年(大正14年) 3月 1日 試験放送開始(芝浦放送所)

1925年 7月 本放送開始(JOAKのコール,東京愛宕山,出力1.5kW)

全受信者数は約5000人(国民の1割以下)、国産鉱石ラジオの価格30~50円(東京の新任教員の給料25円)、真空管式ラジオ 国産 70~300円,輸入高級品 2000円

 

だったそうです

今の金額に換算すると鉱石ラジオ30万~50万円、真空管ラジオ70万~300万円

高級輸入品は2千万円の金額になりますね

 

でもこの鉱石ラジオから流れる「音の音楽」にそれだけの価値はあるのでしょうか?

 

アンティーク製品の、アンティークな音を懐かしむのであれば

どんな酷い音でも、音が出ればその音に価値があるのかもしれません

 

 

オーディオ製品である以上、奏でる音が、「魅力的な音」である必要があります

ですから、アンティーク・オーディオ製品は難しいですね

 

製品の物よりも、奏でる音に価値が無ければ、単なるアンティークなガラクタだと思います

昔自分で作ったゲルマニュウム・ラジオから音が出た時は感動しましたが、

流れる音楽に感動はしませんでした、音だけ聴いて感動するのは難しいですね

 

ラジオから流れるのは古い音で、美術品芸術品と言えるような音では無いと思います

 

 

 

ビンテージオーディオと呼ばれるには

100年経ってなお、聴く人を魅了するサウンドを奏でなくてはならないと思います

音の美術品、音の芸術品として聴く人を魅了するのが

 

アンティークオーディオ製品ですよね

 

 

 

WE555Wを筆頭に、WEやLansing等の

「音の魅力を売っていた」時代の製品

 

これらの音響機器の奏でる音は本当に魅力があります

 

世界最初のコンプレッションドライバーでありながら

100年経ってもその魅力は褪せず、これを凌駕した製品はあったのでしょうか

 

 

音を今聞いても魅力的な価値のある音を奏でます

 

 

「アンティーク・オーディオ製品」とは単に古い、100年以上前の製品だけで無く

聴く人の心をに語りかける、心揺さぶり、感動を与える

そんな音を奏でるのが

 

アンティークオーディオだとおもっています^_^

 

 

 

 

フルレンジ・スピーカーの魅力とは

f:id:casablanca_kousuke:20250703065619j:image

実はあまり書きたくないブログタイトルなんですよね~

 

スピーカーの原点フルレンジスピーカー

1つのユニットで低音から高音まで再生しますから

複数ユニットのような音色の違いやクロスによる乱れも

音を発する音源のズレ等の違和感が生じないので

 

ピントの合った一体感のある音楽が楽しめます

 

デメリットは全帯域をひとつの振動板でカバーするので上も下も帯域的に限界がありますし

低域を欲張れば高域の魅力が薄れる、

高域を魅力的に奏でようとすれば低域の量や力が薄れる

大音量も不向きですねが

 

 

私の場合は、メインの手強いマルチシステムのオーディオ音楽との格闘に疲れた

耳と心を癒しながら

 

リビングオーディオでもありますから

比較的小音量で、食事や何かをしながらのイージ―リスニングで楽しんでいます

 

そしてまた新たな意欲を掻き立ててくれるのが、フルレンジスピーカーなんです

www.youtube.com

先日、私のフルレンジ4機種の聴き比べを楽しんだ動画です

 

 

最初に聞いたのは、一番長い付き合いのJBL LE8T(1962年発売

LE8Tはバスレフ箱専用と言っていいフルレンジスピーカーの傑作だと思っています

 

今までもその魅力で多くの人を引き付けてきた名器LE8T

 

過去に平面バッフルや密閉でも試してみて、それぞれ良い音だと思いますが

 

LE8Tの最大の魅力である、力強いサウンドは奏でないですね

ある意味サンスイ

 

SP LE8Tがベストセッティングだと思いますが

 

私はバスレフポートは前に出すべきではないと思っています

 

ユニット背面の音は、ボックス背面から出すほうが、自然な音に感じます

 

 

フロントダクトはなにやら音を濁す気がします

www.youtube.com

リアダクトのLE8Tの力強いサウンドです

 

 

また、LE8Tのエッジにセーム皮の音は似合わないですね

オリジナルのウレタンエッジでなければあの切れ味は出ないと思います

 

軽いリコーン振動版も販売されていて、使ったことが有りますが

 

LE8Tを馬鹿にするな~!、

と言ってやりたいほど音が悪かったです

また、

様々な励磁改良スピーカーを聞いてきましたが、8Tほど励磁が似合わないスピーカーも珍しいです

結局LE8Tはバスレフ箱に入れて重い振動版、ウレタンエッジ、アルニコマグネット

 

のオリジナルが一番楽しい音を奏でると思います

 

今回の聴き比べでも755Aといい勝負の素晴らしいサウンドを奏でました

 

 

 

 

次に聞いたのがWE728B(1947年製)

これは一応フルレンジと呼ばれていますが、正直フルレンジではきついですね

 

以前はWE597A励磁のホーンツイーターを載せていましたが、

 

 

音が合わずに、違和感たっぷりの音だったので、いろいろ試しました

コーン型の低域ユニットにはコーン型のツイーターのほうが違和感なく繋がり

L220から取り出した、LE20スコーカーを載せてツーウエイで聞いていますが

 

今回はフルレンジの聴き比べなので、ツイーターは外して聴き比べ

 

能率も高く低域の量も出るのですが、その低域がダボついて聞こえてしまい

なんだか野暮ったい音に聞こえ

 

今回の聴き比べでは不評でしたが

決して音の悪いユニットではありません、やはりツイーターは必要かな

 

 

 

三番目はWE755A(1947年製)

やっぱりこれが、いちばん音が良いかな~

 

 

音の正確性が基となり奏でる、忠実で乱れ無き美音ですね

 

音色も素晴らしいし帯域的なピークディップも感じません

このユニットのFIXエッジ振動板がいちばん動かないですね

 

無駄に動かない振動板と特殊な形状のアルニコマグネットの奏でる音は魅力的ですね

 

箱はフロントバッフルが斜めに傾いた、薄い9M合板の密閉箱です

吸音材もお情け程度に入れてあります、

 

この箱の鳴らし方の秘訣は

某WEショップで教えて頂いた、箱のねじを締めすぎない事、お情け程度に締める

このビミョーな吸音材と、ねじの締め方、薄い合板がいい塩梅なんです(笑)

 

ランドセルBOXは低音でないですので、アナウンス用にはいいかもしれませんね

音楽を聴こうと思ったらもう少し大きい箱が良いですね

 

私が買った30年前は28万だったと思いますが、今はとんでもない値段です

 

オリジナルのままのコーン紙は匠の職人さんに何度も手を借りていますが

これからも大切に使っていきたいと思っています

 

 

 

 

最後に聞いたのが日本が世界に誇る名器ダイヤトーンP-610

f:id:casablanca_kousuke:20250702121054j:image

P610Aの発売は1958年(右側のユニット)だが

左の励磁改良モデルは、1996年発売のP-610MBを改良したものです

 

Aだとみての通りフレームが小さく励磁にした場合磁束密度が低くなり

ケースの大きなMBのほうが磁束密度が出ます、

0.5ミリの銅線をケースに収まる大きさまで出来るだけ巻き

 

アルニコマグネットを外しポールピースは純鉄で仕上げていますが

 

このポールピースの隙間がユニット毎にビミョーにまばらで

隙間が空くと磁束密度が落ちますのでピッタリはめ込むのが匠の技ですね

 

電源は一番安いスイッチング電源ですが、WEのチョークコイルを入れています

この安い電源にチョークは効きますね、安っぽさが無くなります

 

励磁のP-610は音がクリアーで、音色も素晴らしいですが

この陶器のBOXとのマッチングがいまいちですね、

九州をキャンピングカーで旅して偶然、道端の看板をみて伺った窯で見つけた

陶器製BOX、工房の窯ではもっと小さなユニット用でしたが

 

私が強引にP610を入れたのですが音が合いませんね、

p610はもう少し大きめの後面解放のBOXに変えようと思います

 

今回は一番不評でした(笑)

 

 

 

 

 

さて、4種類を聴き比べてみてフルレンジの魅力は何かと考えてみました

私のように

マルチユニットのスピーカーでオーディオを愉しむものが

 

絶対に言ってはいけない言葉なのですが

「音楽聴くにはフルレンジスピーカーで十分なんだよなー」

 

この言葉に尽きますね

 

 

 

でも、

この言葉を発したオーディオマニアは「廃人です」

 

 

私の周りの大型スピーカーを長年やってきた、オーディオ猛者たちが皆さん最後は

フルレンジ一本で十分音楽は楽しめる、との言葉を残し

 

オーディオ界や、現世に別れを告げています

 

 

 

単にユニットを持ち上げ、積み上げる体力が無くなっただけなのか、

聴く耳のレンジが狭くなるのか、本当の理由はわかりませんが

 

オーディオは「フルレンジに始まりフルレンジに終わる」と言われています

 

私はまだまだ道無き、頂き無しのオーディオを続けます

 

・・・・・いや楽しみます

 

 

だからフルレンジの音は

レンジが狭い!、迫力が足りない!、音の魅力が乏しい!

オーディオマニア最大の愉しみ、いじくり甲斐が無いので

 

 

オーディオ・スピーカーはマルチユニットスピーカーに限る!

 

 

 

 

と、

今は言っておきます

 

WE91Bは音圧の表現力が豊かなアンプ

友達がWE86を買いに行くのに付き合い、

そこで初めて知ったWE91Bアンプ

 

音にひとめぼれ?ひと聴き惚れから、はや28年のお付き合い

 

エスタン・サウンドインクで「オリジナルを忠実に再現」しよう

そんなコンセプトで発売されたキットを、出来る限りWEのパーツに変え

 

入力に同じ販売店で作られた、レプリカのWE618Bを入力に使い

 

ワイヤーも何度も変え、長年かけて私が組み上げたWE91B型の

駄物です(笑)

 

でも、いろんな処でWE91B型アンプを聴かせて頂いてきましたが

 

このアンプを超える物はそん・・・・・、

 

 

 

大満足して使っています

ブログで、

スピーカーの音圧表現力豊かな事が大切と書いてきましたが

パワーアンプにもその様な表現力が無いと、圧の音は奏でられません

 

ラインアンプの音作りする、太さや濃さも重要ですが

 

 

パワーアンプが作る音圧も大切だと思います

 

今までも何度かWE91Bの事を書いてきましたが

WE91Bは一言で言って「音が悪いです」

 

透き通った綺麗な音

甘美で美的な響きの音

真空化の温もりの有る音

・・・・・等々とは無縁!

 

 

トランス増幅、五極管の二段増幅、たっぷりかかったNFB

電解コンデンサーの多用、等々音の悪さ満載のアンプなのです

 

過去に何度もWE91Bの音の悪さについては書かせて頂きました(笑)

 

音の良さを求めるならばもっとシンプルなアンプが良いですね

WE300Bの音色を楽しむなら、WE86型が良いですね

 

 

WE300Bプッシュプルの方が音が奇麗でありながら、厚みも有り

音色もバランスも良く、音に風格が有ります

 

 

WE91Bは音の良さを捨て、得たものは音の強さ音圧だと思っています

 

過去に、お前のWE91Bは音が悪い、300Bの魅力を活かしていない

 

とお叱りを受け、その方のご指導の下、入力のWE618Bを外し

初段のWE310Aも外し、回路を変更しNFBも外し、音を出したところ

 

「ほら、音が良くなっただろ」と得意げに言われました

 

確かに音が出た瞬間は、音が良くなったようにも感じましたが

よく聞くと、音の満足感の無い事に気が付きました

 

音がスピーカーにへばりついているんです

PAスピーカーの特徴は、音が飛ぶ

 

この音が飛ばないんです、スピーカーにベッタリへばり付く音

 

でも、そのお叱りを放ったお方は、この方が音が良いと言われる

なるほど、このお方のご意見は私とは合わない、

 

音を楽しむ愉しみ方が違うとわかり

 

入力618B→WE310A→WE310A→WE300B・清流はWE274Bへと戻った

力強い、圧倒的な音圧を奏でるアンプに戻った

 

 

 

その後も様々な方々からお叱りを受けテストを行いました

オリジナルWE91Bは励磁ユニットのコイルをチョークコイルにしているから音が良い

 

なるほど、確かに・・・、

 

 

サウンドインクさんのライバル?に埼玉のラボさんがあるが

WEラボさんでもWE91B型を作っていて、そちらの91型はチョークコイルが付いている

 

一聴して違うのが、低域の量感、WEラボさんの方が豊かに響く

ラボさんの所有する○○館で音を聞く限り、

お好みの音はどっぷりした低域とお察しします

 

そんなオーナーのお好みのサウンドにも聞こえる、ラボ製の低域どっぷりWE91B型

 

 

インク製のWE91Bも抵抗を外してコイルを入れればいいだけなので

当然やってみました、お~低域が豊かになった

 

でも、遅い~

 

パンチ力と言うか瞬発力はあきらかに遅くなった

優雅にクラシックしか聴かない!と言われるのであれば、チョークは有りですね

 

 

私は、まだまだ若い初老ですから(笑)、この音には満足できません

でもいつか、チョークを付けて聴く日が来るかもしれないので、

 

簡単に出来るようにチョークは後ろに付けておいて、配線は戻しました

同じような音圧を放つアンプでWE124型や142型の350Bを使ったアンプが有ります

 

正直350Bの方が、底力は有ります、音色や厚みも申し分ないですが

 

 

音離れというか、解き放つ音の飛び出し方が91Bの方が好きです

 

 

現在300Bシングルアンプは3ペア、86型プッシュプル、142型350Bプッシュ

他に211やRCA245もあり真空管アンプを楽しんでいますが

 

多少音が悪くても、

PAスピーカーを豊かな表現力で、楽しく音楽を奏でるのは

 

音の圧力

瞬発力を出せるWE91B型が一番好きです

 

 

 

WEとの出会い、憧れだけでは鳴らないWE

WE618B MCトランスの華やかで艶やかな音色でWEに引き付けられ

WE141A ラインアンプの色濃い音色に心奪われ

WE755A フルレンジスピーカーの正確無比なな音に惚れ込み

WE91B レプリカアンプの力強い音圧に驚き

 

 

それぞれの素晴らしいい音色を醸す、評判のWE製品

憧れの製品を手に入れ組み上げた、夢のWEサウンド

 

だったが、奏でられたサウンドは、どの魅力も奏でない

 

つまらない、古い音だった

 

結局、

所詮WEはビンテージで色付け程度

 

本格的にオーディオを楽しむなら

ハイエンド・オーディオしかない、チェロビンソン・アンプは最高だ

 

と、結論付け終焉を迎えたのが

憧れのWEサウンドでした

 

 

 

もう一度ハイエンドに向かい直し、新たなオーディオを目指そうと思ったが

正直当時それほど欲しいオーディオ機器はなかった

 

ハイエンドに行き詰まり、新たな道を見出した憧れのWEサウンド

コケたショックは大きかった

 

中学2年のLE8Tを新聞配達で買ったローンから始まり

約25年ぐらい延々と続いたオーディオローンも終わった

 

欲しいものが無くなると、熱は急激に醒める

悪い事は重なるもので、一人で始めた事務所でオーディオも楽しんでいたが、社員は6人とてもオーディオは置けない

事務所の中央から、片隅に追いやられたチェロビンソン・オーディオ機器だったがそれでもBGMは奏でていた

そこへ友達がデジタルアンプなるものを持って遊びに来た

FOB SD05と言う、ちんけなアンプ

 

このアンプは衝撃的だった、マーチンローガンは鳴らしきった、と思っていたが

まったく別の素晴らしサウンドを奏で始めた、

 

これはもうトランジスターアンプでは敵わない

新しいデジタルアンプの時代が来る

 

そう感じオーディオ機器の売却を決めた

2001年頃の事だったと思う

 

チェロビンソン等の売れるオーディオ機器は売られ

株券へと姿を変えた

 

売れなかったオーディオ機器は友達に貸し出されたり、自宅に運び込まれた

事務所から完全撤廃したオーディオ機器、

 

そのまま数年間オーディオからは手を引いた

 

 

自宅にAVシステムは置いてあったので、映画を中心に楽しんでいた

映画も実はかなり気合を入れて行ったんで当時HIVIさんが取材に来ました

 

 

映画用音響は当時はやりのAC-3で行いましたが

正直あまり音は良くなかったです

 

二チャンネルも同時に行い、様々な真空管アンプ

トランジスターアンプでマルチ方式も試しましたが

 

それもイマイチな音で、納得できるサウンドは奏でませんでした

 

LUX A3000やクイックシルバー8417を4台も使って、拾ってきた石のアンプも(笑)

様々なアンプでアルテックA7を鳴らしたのですが、思ったほどではなかったです

音の魅力がイマイチだったので

スピーカーをアップグレードすればよいのかと思い

 

A7からユニットを変えて、A5にシステムアップしたが

音が雑になり、失敗した気分でした

 

 

音が悪いわけではなく、そこそこ良い音はするが

 

ハイエンドオーディオをやっていた時のような

目の覚めるような「感動の音は」奏でなかった

 

 

やがて更なる迫力を求め、515Bウーハーを一組追加し

 

817BOXに変えてダブルウーハーとなっていた

150インチサウンドスクリーンの裏に設置されていたスピーカー

 

とにかく映画用として迫力の音はするが

なんとも雑で軽く薄く・・・・、

 

映像の無い「音楽を愉しむオーディオ用」には

ALTEC 817システムは向いてないと決めつけていました

 

この頃は映画用とHIFI音楽用は全く別物の音響機器と思っていました

 

 

自宅の映画音響システムのAV機器を使って

再びオーディオを始めようと思ったのが

 

2013年の1月、「オーディオ再開!、レコードで音楽を楽しもう」

と、タイトルそのまんまの行動でしたが、このブログと共にオーディオを再開

 

友達のところに預けられていたWE91Bアンプを回収

一旦販売元へ送りメンテナンスを行った

 

 

そして運命の出会いWE91BとALTECシステムが初めて繋がった

 

その瞬間、世界が変わった

 

今思えば、私にとって全く別の音響機器だった、効果音の映画用ALTECと

音楽を楽しむオーディオ用アンプWE91Bレプリカ

 

別々の場所で、物の用途で使われていた、この二つを繋げなければ

WEや励磁の世界に入ることも無かったと思います

 

世界が変わったとは

映画用と思っていたALTECから、素晴らしい音楽が流れてきたからです

いままで聴いた事が無い、色濃く力強いサウンドに驚きました

 

PA等の音を飛ばすスピーカーは、音を飛ばすアンプにつながないと

お互いの魅力は奏でないことが分かりました

 

A5をラックスやクイックシルバーのアンプで鳴らしたのでは全く音が飛ばない

 

スピーカーから音が離れない、躍動感等の音の演出できない

だから楽しい音がしない事が分かった

 

 

この部屋を作った時、AC-3を組む前にC22とMC240で鳴らした事があったが

この音は良かった、AC-3から音が悪くなった、もっと早く気が付けばよかった

 

なるほどスピーカとアンプの組み合わせは大切だ

当時のブログにも書いたが、WE91BとALTECの組み合わせはとにかく

 

音が良くて楽しい、

音楽の表現力が今まで聴いた事が無いような

 

活き活きとした躍動感みなぎるサウンド

 

なるほど

WEの音に感動し憧れ、WE機器をつなぎ合わせただけでは

決して感動的なWEサウンドは奏でない事が分かった

 

音を飛ばす、には音圧を奏でる事だと知り

それにはどうするか学び、体感しシステムを成長出来たと思う

 

WE755Aも捨てなくてよかった、あのスピーカーはWE91Bのような劇症用ではなく

WE142型やWE124型等のプッシュプルのスタジオモニター的なアンプで鳴らすと

素晴らしい音を奏でる

 

WE300Bは劇場用音響機器の真空管

モニター用の精密な音を奏でるスピーカーや

比較的至近距離で聴くと、魅力の前に粗が出てしまう

 

なるほど、300Bを嫌う人たちはこの音を嫌うんだとわかる

 

またWE91Bの初段を外しWE310A、1っ本でNFBを掛けずに鳴らしたことも有る

途端に、単に普通の音の良い?300Bアンプにってします

 

音は良くなったようにも思えたが、スピーカーに音がへばりつく

飛ばない

 

音の量は出るが、音圧が全く出ない、だから音の表現力は無し

まったくつまらない音だが、世間で言う音の良いアンプなのだろう

 

なるほど、音が良いのと

魅力的な音は全く違う事が分かった

 

310二段は意味がある、NFBが無ければ表現力に欠ける

 

WE91Bは音が良いアンプではなく、表現力豊かなアンプ

その魅力はPA用でなければ発揮できない

 

等々、様々な実験で学び、やがて励磁へ進み

音圧を楽しく魅力的に奏でる楽しみ方を学んだのだと思う

 

 

 

いや、皆さんに教えて頂いたのだと思っています

 

 

WEサウンドとの浅薄な出逢いと諦め、

最初のWEと出会いは20歳のころ

知人に連れて行ってもらった、たしか埼玉のマンションの一室

 

巨大な15Aホーンと、WE555の奏でる音だった

 

狭い部屋に置かれたカタツムリのように渦が巻かれたホーンから流れる

何とも古めかしく、正直、寝ぼけた音だと思いました

 

興味があった初めて見るEMT297Dstに驚いて、WEの記憶は薄いです

 

 

その頃の私はJBLとレビンソンが最高のサウンドを奏でると信じていて

そこにクレルアンプが登場し、心が揺れて、オーディオ熱が最高潮の頃でした

 

正直、その時聴いた古臭いWEの音に、全く興味が湧きませんでした

 

その後も何故か縁あってしまい、数人のWEエンスーのお宅に伺う事になりましたが

正直、WE宗教の信者の奏でる、レンジの狭い古い音としか思えませんでした

 

皆さん暗く、ボソボソとオーディオを語り、私がレビンソンやクレルを語ると

鼻で笑い飛ばす、そんな好きになれない輩ばかりでしたね

 

いつもオーディオショップの片隅に鎮座して、ハイエンドを楽しむ我々を見下しているようでしたが

レコードや、音楽に詳しく、悔しいが教わることばかりでした

 

そんな嫌味なWEエンスーのお陰で、純粋に初めてWEの魔力に目覚めたのが

 

WE618Bトランスでした

 

MC昇圧にはJC1-DCや、デンオンのヘッドアンプ、

MCトランスも様々なものを使って重きをおいていましたが

 

コッター、あの頃はべリオンだったかな?これを聞いたとき

剃刀のような切れ味、これこそ最高と思い込み

 

貧乏者のMLASもどき、AGI-511Bに繋ぎクレルKSA50で最高のサウンドを奏でていたころ

嫌味なWEエンスーが、ぼそっと

「MC昇圧トランスでコッターがいい音?」と鼻で笑い飛ばし

 

「まあWE618Bは知らないほうが良いよ」と、馬鹿にしたように騙り

 

カチンときた私は、

コッターより音の良いトランスがあるなら聞かせてください

ありえないでしょうけどね、と逆に笑い飛ばしたのだが

 

 

数日して、いつものショップでまた遭遇してしまい、また遭っちまったと思ったが

なんとWE618Bを待って来たとの事

 

え~、

ならばせっかくなので聴いてやろうではないと、お借りして自宅で聴いたところ

 

ぶっとんだ

 

あのコッターが、くすんだ音に聴こえるようになった

艶やかで華やかなその美音に一瞬で魅了されてしまった

 

参った!、WEエンスーは偉大な方々だと、少し考え方を改めた

 

譲ってくれと、お願いしたが、当然譲ってくれるはずもなく

当時は、他のローンでがんじがらめ、とても手が出せず、手に入れるよりも

耳に刻まれた618Bの音を忘れようとしていた気がします

 

 

私がオーディオに興味を持ち始めた1980年から1990年代、

当時はオーディオの全盛期

次々に登場する新製品花盛りの時代で、新しい製品こそ音が良い

 

 

古いものは音が悪い、使い物にならないほどに音が悪い、そんな風潮の時代でした

レビンソンも微妙な改良で「0.5」単位でバージョンアップした時代

 

クレルは輸入されるたびに予告なく、大幅な変更が施され、音もビミョーに違っていた

 

売店は新しいほうが絶対に音が良いと洗脳し、そんな気持ちにされ

次から次へと新製品に手を出し、ローンが増え続けた時代でした

 

新製品も素晴らしいが私が好きなSPUやEMTは悔しいが618Bが似合う

と、暇があれば様々なショップに電話を入れて、情報入手を行っていた

 

あるショップから、WE618Bを手に入れるには

付属しているアンプを買って、取り出したほうが早いと教えられ

 

高崎の友達のショップで運よくWE141Aアンプを二台手に入れることが出来た

 

 

早速バラシて、618Bを取り出し、MCトランスとして使いだしたのですが

その素晴らしい音に、二人してうっとりしたのを覚えています

 

WEの魅力を知るには618Bが最適だと思います

 

また618Bを持っていればWEサウンドは語れます

そのくらい色濃く魅力的なWE618Bを楽しみながら、ふと

 

取り出したWE141Aは使い道は無いのかと、尋ねたが

WE141は618B以外たいした部品は使っていないので殆ど廃棄ですよ

 

WEラインアンプを語るなら、120Aか130Aでなければ語れないよ

141はろくな音しないよ、使い物にならないよ、

 

とのこと、そうですかわかりましたと諦め

 

大好きなSPUやEMTと組み合わせたが、EMTの方が618Bには似合った

SPUは華やかになるが力はJs6600の方が力強かった

 

930Stを使っていたがその純正155フォノイコは使わず

618Bとの組み合わせが奏でる音色に惚れこみ

マーチンローガンの無機質ともいえる音色に華やかな色合いが加わり

 

ハイエンドオーディオにWEの音色が加えられた

 

 

当時はJBLやレビンソンこそが最高のサウンドを奏でると信じていて

ML2Lを8台揃えて4343のBLTマルチに挑戦したり、

 

ハイエンドこそが真のオーディオと信じていた時代の事です

こんな馬鹿な事をやっていた時に

 

突然、ALTEC A4を使う友達が、トランジスターアンプでは、だめだ

真空管アンプを買う!

 

とレビンソンやジェフローランドの当時最新高級アンプを出して

大昔のWE86とかいうアンプを買うと言い出した

共に最新アンプで長年オーディオをやってきた友として私は驚きました

 

流石に古いオリジナルではなく、オーディオショップ、ウエスタンサウンドインクで

オリジナルを忠実に復元したレプリカアンプを発売することになり

 

そのアンプを買うと言い出したのだ、その購入のお共に、私も東京へ

車に積み込んだレビンソンやジェフはお友達のSISで売却

 

その足でウエスタンサウンドインクへ向かい購入手続き

購入する86型はキットの物と、店が組み上げた完成品のが有りましたが

 

悩んだ末完成品を注文

 

私はその高額な金額に驚き、流石!

でも、あれだけの素晴らしいアンプを出してこんなちんけなアンプ買って大丈夫なの・・・・、と思いながらみてましたが

 

その商談のさなか私は暇なので、この真空管一本のほうは安いんですか?

と店員に尋ね、聴かせて頂くことになったのが「初めて知るWE91B型」なるアンプ

 

そのWE91B型を聴かせて頂き、びっくり仰天

 

何だこの音の速さ、圧の強さ、彩の濃さ、鮮やかな音に驚いた

 

店員:音が早いでしょ、感動する音はこの早さが必要なんですよ

 

と言われ

思わず、これキットもあるんですよね?おいくらでしょうか・・・・

 

47万円です(確か?)

あっ丁度いま、スペシャルパーツが5台分だけ用意出来たところで

5万円追加して頂ければ、これ以上の素晴らしいサウンドですよ

 

買います~!

 

と言ってしまい、

その場で初めて知ったWE91B型アンプなるアンプを買ってきてしまいました

 

実は、WE91は知りませんでしたが、この少し前に完実電気より300Bが再発売され

「絶対に値が上がるから買っときな」とよく行く販売店から聞いて、購入

暫く飾ってあったが、やっぱり聞いてみたいと、EKジャパンのキットを購入した直後の事でした

 

勿論、本物も当時売っていたが確か、190万だったかな?、でもボロボロの本物より

綺麗で部品も新しいレプリカの方がいい、と思ったのか、

いや自分に言い聞かせたのだと思う、レプリカ91Bと再生産300Bを手にし

 

例のWEエンスーでは無く別の店の、年配のマニアに語ったら

へ~ふつうは、真空管を散々やって最後にやっとたどり着くのが300Bで

しかもWE300Bは幻の真空管と言われてたんだよ

 

その幻の真空管を使って、ホントに最後の最後に運よく辿り着けるのが

究極のアンプがWE91Bなんだよ

 

へ~、球を知らない奴が、初めて買うアンプがWE91Bね~

へ~-、たいしたもんだ、へ~

 

そんなふうに言われた思い出がある(笑)

 

 

そのご、WE91Bとの長年の格闘が始まり、ふと

廃棄処分の618Bを取り出した、残骸の141が気になりだした

 

何だかんだ言ってもこれはWEオリジナルのアンプ

なんとか音が出ないものかと知人のショップに相談したところ

 

618B無しでもアンプとして使える事が分かった、18A電源を手に入れ

何とか音出しをしてみたところ、その甘美な音色にこれまた驚き

 

夕方から作業を開始し夜中に鳴り出した美音に浸りながら、

今は亡き友達と聞きほれていたが

私がゲインを上げようとロータリースイッチをガチャリと廻してしまい

 

バチン!、

の大音量でスピーカーが破損し敢無くその晩は終わってしまった

とにかくそのWEオリジナルの美音は素晴らしかった

 

ラインアンプとして組み上げて、その後いくつかの部品は交換し

こうして、WE618B・WE141ラインアンプ・WE91Bアンプと揃い

 

スピーカーも、いつもの嫌味なWEエンスー

 

我が愛器JBL LE8Tは

WE755Aの成れの果ての音だ、

 

とほざいていたので、WE755Aも購入してしまった

写真は友達がWE120Aのレプリカを作りその試作を持ちこんだ時の物です

見た目はなんだか俺も嫌味なWEエンスーの仲間入りになりそうな気がしてきたが

 

こうして組み上げられた本物WE755Aを鳴らす本物WE618Bと本物WE141A

そしてニセモノ・レプリカWE91Bアンプ

 

だがしかしこの写真の組み合わせが奏でる音は、つまらない音だった

WE618Bトランスは素晴らしい、

WE141ラインアンプも素晴らしい、

WE755Aフルレンジスピーカーも其々素晴らしのだが

 

この組み合わせでは、全然魅力を感じない音だった

 

 

WEスピーカーの代名詞WE755Aと、300Bアンプの代名詞WE91Bの組み合わせ

これで最高のWEサウンドを奏でるであろうと思っていたが

期待外れな何ともつまらない音で、正直WEサウンドにがっかりしました

 

 

WE755AスピーカーはマッキンのC22とMC240の組み合わせの方が

ぜんぜん上手く楽しく魅力的に鳴った

 

なれの果てと言われたJBL LE8Tのほうが遥かに

力強いサウンドを奏でていました

長年使いこんだマーチンローガンやB&Wシルバーシグネチアを

 

「チェロビンソンのアンプ」で鳴らすハイエンドオーディオの音の方が

各段に素晴らしかった

我がハイエンドオーディオ路線に間違いはない

 

WEは所詮ビンテージオーディオ、一つ一つは魅力的なものもあるが

 

WEで揃えたシステムは大した音がしない、全てをビンテージで揃えると

昔の古い音でしかない、そんな結論に達し

 

友達のWE86型も思った音が出ない模様で、

失敗した~

との事だった

 

せっかく揃えたWEシステムだが、サブシステムにもならないような情けない音で

やっぱり古いものはダメだ、最新のオーディオ機器の方が魅力が有ると考えを改め

 

やっぱりWEは色付けぐらいにしか使えないと

私の第一次WEサウンド

 

終わりを迎えました

WE141は、自慢の「チェロビンソンのアンプ」の色付けに使われ

 

コッターは処分してしまったので、

WE618Bはそのまま使われましたが

WE755Aは部屋の片隅に追いやられ

 

WE91Bは、高校生の時買ったLUXのLX-33と比較される屈辱に耐えながら

お飾りとして残され

 

私の中でWEサウンドは終わりを迎えました

音楽を楽しく聴くには

f:id:casablanca_kousuke:20250620083241j:image

ブログを書いていると、理系の方々から

 

「それは理論と違う」もっと理論を学んでオーディオを語れ

等々のご指摘を受けます

 

理論ってそんなに大切なのか分かりませんが

理系の方々にとっては、己の理論を外れた音は認められない音のようです

 

 

確かに音楽にも様々な理論はあるようですし

勿論、電気で音楽を聴くので電気の理論も大切なのはわかりますが

 

プレーヤーからアンプスピーカー等の様々な機器のインピーダンスを合わせる

 

家庭用ACは波形が乱れて、音が悪いからDCバッテリーが良い

f:id:casablanca_kousuke:20250620083308j:image

部屋の特性が悪いから、吸音材で補正しなければ正しい音は聴けない

 

 

機器にピークディップが有り

その補正をしてフラットに奏でなければ音楽はならない

 

等々、様々な理系の方々からご忠告を受けて補正してきましたが

すみません

 

音楽を聴くのは人です、測定器では無いと思います

 

 

大切なのは人が聴いて楽しいかどうかではないでしょうか

補正して、フラットにすればするほど、楽しくなくなる

 

 

 

楽しく音楽を聴くのに理論て必要なんでしょうかね?

 

オーディオは理論だ!と

 

多くの方々が言われるので、敢えて私も楽しいオーディオの理論を掲げよう

 

私の理論は

まずは体調を乱さない事だと思います

 

高熱や体調に異変が有るときは楽しく音楽を聴けません

精神的に不安が有るときも、良い音を感じる事は有りません

 

この精神的にもには、マニアの方々の帰り際の一言で不安定になる事もしばしばです

それらを払拭し、「これでいいんだ」と自分に言い聞かせて

 

オーディオ精神の安定を図り聴く事も大切

 

身体も精神も健全でないと良い音は楽しめないと思います

 

そん健全な精神をと共に必要なのが、その日の気持ちの高揚感も大切

 

本日の私の友は

まず、ビール

ここ数日ほんとに暑くて、ビールが美味い

最近の気に入りは朝日のビターテイストがお気に入りです

 

そして日本酒、先日新潟の友達のところから仕入れてきたお酒で

スレッシュでとてもうまい、つまみは那珂湊仕入れてきたおさかな

 

そして、最後はスコッチ

多くのオーディオの先輩方にスコッチの美味しさを教えて頂きましたが

そんな先輩方は、いまはお墓ですが

 

お墓の中から

スコッチはマズくなっても仕方ない、ストレートで飲まずに

水で割れ!と教えてくれているようです、水で割ってます(笑)

だいたいこのスコッチ2敗目ぐらいから、音がだんだん良くなりますね

 

大切なのが、ここでオーディオ機器を触るのは最小限にする事

カートリッジを壊したり

 

ハンダごてを握れば、先っぽを握って大やけども

励磁ユニットの電源と信号を間違えてつなぎ、音が出ないと騒いだことも

・・・・・・・、

 

でも、酒飲んで楽しく、気分良く音楽を聴く

これが俺のオーディオ理論かな

 

Chat gpt君に励磁の魅力を尋ねました

GPT:励磁型スピーカー(フィールドコイルスピーカー)の魅力は

現代のスピーカーでは得難い

純度の高い音質と制動力にあります。

 

電磁石(励磁コイル)を使って磁場を作り出しますので。その結果

磁気回路が「均一な透磁率」を持ち、音の歪みが少なく

 

非常に滑らかで明瞭なサウンドを実現できるのです

 

 

なるほど、でも私は「磁場に透磁率の高い金属を使える」と書いたほうが良いのではと思います

また、スピーカーの透磁率とは磁場を含めたトータルの透磁率だと思いますが

 

 

透磁率が音にどう影響するか」Chat gpt君に再び聞いてみました

GPT:「透磁率」は、磁場に対する材料の反応のしやすさを表す物理量です。

 

磁束の通り道(磁気ギャップ)に使われる材料は透磁率がとても重要です。

 

特にヴォイスコイルの近くの磁性体(磁気回路やヨーク、ポールピース)に関係してきます。

 

簡単に言えば、透磁率が高い材料ほど磁力線をよく通し、磁場の効率が上がるんです。

これはスピーカーの出力や感度に直結します。

 

透磁率の高いコア材を使うと、電流によって発生する磁場をより効率よく使って振動板を動かせるため、音の変換効率が良くなります。

 

 

なるほど~素晴らしい、

音楽信号を空気振動の音に変換するのがオーディオ最大のロスで、

その変換効率は数パーセントといわれています

 

変換効率が良くなるのは、音の良さに直結しますね

ただしGPT君も説明している通り磁気回路を含めたトータルの透磁率ですので

ポールピーズの部分だけ透磁率の良い素材を使っても

 

磁気回路そのものの素材の透磁率が悪ければ、トータルの透磁率は磁気回路の素材の透磁率とあまり変わらないと思っています。

 

つまりアルニコマグネットにパーメンジュールのポールピースを付けても、アルニコマグネットの透磁率になってしまいます、

実際に音を聞いたことが有りますが、音は多少は良くなります

 

 

 

 

GPT:さらに、励磁型は逆起電力による電磁気制動力が強く

振動板の動きを正確にコントロールできるため

 

音の立ち上がりや余韻の表現が非常に自然

この制動力の高さが、音楽の細部まで再現する力につながっています。

 

ただし、専用の電源が必要で、設置や運用に手間がかかるため

現在ではビンテージ機器や一部の高級オーディオに限られています

それでもなお、その音質に惚れ込むオーディオファンが後を絶たないのは

まさに“音の魔力”ゆえですね

 

 

 

まさに!私は魔力に取り付かれています(笑)

 

ではそんな魔力の励磁型が

再生するのに得意な楽器は何ですか?例えば打楽器は?

 

 

 

GPT:打楽器こそ、励磁型スピーカーの真価が発揮されるジャンルなんです。

その理由は、励磁型が持つ優れた立ち上がりの速さと制動力にあります。

打楽器の「アタック音」、スネアの鋭い一撃や

 

コンガの皮が震える瞬間、シンバルの煌めき

こうした瞬間的な音の立ち上がりと消え際のキレを

 

励磁型は非常にリアルに再現できます。

 

実際、オーディオ愛好家の中には「打楽器の再生において、励磁型に勝るものはない」と語る人もいます

 

 

ただし、現実には打楽器を主役にした再生例が少ないのは、

セッティングやアライメントの難しさ、

あるいは“余韻重視”の音作りに偏りがちだからかもしれません

 

 

でも、もしあなたがパーカッションの生々しさやスピード感を求めるなら、励磁型はまさに理想的な選択肢

 

一度その「空気を叩くような音」を体験すると、他のスピーカーでは物足りなく感じるかもしれませんよ。

 

 

なるほど~余韻重視のセッティングをわざわざ行う人もいるんですね
他にも、素晴らしいジャンルをGPT君はあげて説明してくれました

 

クラシック音楽のホールの残響までリアルに再現され、まるで演奏会場にいるような臨場感や

 

ジャズのアコースティック編成:ウッドベースの胴鳴り、ブラシの繊細なタッチ、サックスの息遣いなど、空気の振動まで感じられるようなLIVE感

 

ボーカル中心の楽曲(シャンソン昭和歌謡、シンガーソングライター系):声の艶やかさや息づかい、感情の揺らぎが生々しさ。

 

オーケストラの大編成:大音量でも歪みが少なく、音の分離感とスケール感が両立されるため、壮大なサウンドスケープが広がります。

 

特に「静寂から音が立ち上がる瞬間」や「余韻が空間に溶けていくような場面」で、励磁型の制動力と透明感が際立ちます。

 

 

と、GPT君は励磁の良さを説明してくれました

趣味で音楽を楽しむうえで、どんな音楽を

どのように奏でようと自由だと思います

 

 

 

が、スピーカーシステムである以上

 

・・・・・・・・・、は揃えてほしいが

 

 

やめよう友達無くすだけだから