オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

Gooブログより引っ越ししてきました

WE91B、勝手に聴き比べ対決 WEラボ VS WEインク



ある意味、マニアにとって夢の対決ですね

オリジナルを手にして、レプリカ同士のバカな聴き比べしてるな〜


と言った貴方は、このブログ読まないでくださいね!


オリジナルが最強!、

その説に私も依存はありません、でもね、でもね、なかなか買えません〜


オリジナル91Bの相場はここ数年では天文学的な金額になってしまいました、その理由はよく分かります


他のアンプでは聴けない音の魅力が溢れる音響演出機器だと思います


オリジナル91Bが使われたのは500人規模の比較的小さなホールで、推奨システムはM5システム


555+25Aストレートホーンを使い、低域はディフェーザーの無いショートフロントホーンの組み合わせで

ミラフォニックサウンドシステムと言われていました、
ユニットのタイムアライメントを合わせた鏡の様に音を映し出すツーウエイシステムだった様です

そう、これは大切な事ですが、

91BやWEのアンプを鳴らすのに、まず絶対条件と言っていいと思いますが


奏でるスピーカーは「励磁型スピーカーシステム」でなければダメです


マグネット磁気回路や、能率の低いスピーカーではWEアンプの真価は絶対に発揮出来ないと思います


91Bをマグネット型スピーカーで鳴らしても、いい音だと思った事が殆どありません


励磁で110db以上のスピーカーシステムを使って聴いて下さい


高能率スピーカーを使えば、918ワットは大出力アンプとなります


励磁スピーカーは大音量でもユニットが余分に動かないので

なかなか歪みません、大音量でも音がクリアーなのです


91Bを高能率な励磁を使い大音量で鳴らした時の魅力は、一言で言えば、力があり音が生きていて


音楽の「躍動感」が素晴らしいです、ワクワク、ドキドキ、リアルで艶かしいサウンドが聴けます


WE劇場用の音響機器は、演技力補佐装置といえばいいのか、

男優さん女優さんの演技を、音で補佐して生声を演じて生より感動が伝わりやすくなる音響演出装置だと思っています


何度も経験した事ですが、WEの装置を使うと、生よりリアルで声が良くなり、素晴らしく感情が伝わることがあるのです

そんなバカな、生より音がいいなんて有り得ない、と言われる方は

有名な動画では何でも鑑定団石坂浩二さんが朗読をしたものが有ります、あれでもその良さがわかると思います探してみて下さい

それから言うまでもありませんがWEはアンプメーカーでもスピーカーメーカーでも有りません、


WEサウンドを、機器を貸出しで提供した音響機器メーカーです


単品販売していませんでしたから、システムの一部の製品だけを取り出して、あーだーこーだの議論も良いですが、せめてアンプ・スピーカー・ワイヤリングぐらいはWEで揃えての話をしつほしいと私は思います、

勿論音を演ずるWEサウンド機器は一つ一つ聴いても説得力が有り表現力豊かな色濃いサウンドです


私が聴いた中で最もエネルギッシュな躍動感で表現力豊かなアンプが91Bだと思います

ついでにも一つ勝手な意見ですが、確かに音が良いのは86ですが、比べるちょっと荒々しいですが躍動感は91が上だと思います、ごめんなさい


WE91Bのレプリカ、素人の思い込みで恐縮ですがレプリカの定義を再度書かせて頂きます


①、「交流点火」、私が聴いた中で、その色濃い表現を奏でていた91Bは全て300BはAC、交流点火していました

無論オリジナルもACです、直流点火の91Bは静けさは有りますが、あの力と躍動感はありませんでした


②、WEオリジナル回路」に準じたもの、アンプ製作に詳しい方は、あそこがどうだ、ここはどうだとなんだかんだ言って回路を変えてしまいます

が、私が聴いた中ではオリジナルを純粋に、部品配置や向きワイヤリングまでも真似したものが音が良かったです

310は二段増幅、NFBはきちんとかける、これは私のアンプでも試しましたが、どちらを外しても音が飛んでこない、躍動感がなくなり普通の音の良い300bアンプになってしまいます


③、真空管WE、これは当たり前ですね、整流管274Bは欠かせません、それとトランス入力、私は618Bで受けていますが、ラボ製はオリジナルに準じ285Eでした、静けさと力強さを両立するには入力トランスは不可欠だと思います


私が聴いてきた91Bで、勿論音が良かったのは、オリジナル91Bでした、300Aのマグネシュウムゲッターを使っていました

これは別格として(私では絶対手に入らないので)

拘れば、オリジナルに近いWEサウンド奏でる91Bの製作はまだまだ可能だと思います


さていよいよ本題です

今回、我が91Bと聴き比べるは、某ラボ製の 91B、勝手に正式名称使うと怒られるので、その店主が所有する迎賓館も伺わせて頂き、氏の理想のWEサウンドを聴かせて頂き、氏の考えるWEサウンド理論も伺いました


まず、当然ながら私の勝手な91定義は、勿論全て叶えています、これはいわば当たり前ですね、中を見るとワイヤリングは古い依線を使っているようです、

それとカソード抵抗はオリジナルに準じたものを使っていますが、勿論WE製では無いです、チャイナかな?

ワイヤリングやハンダはプロの仕事、見事な物です、

それと以前某雑誌の写真にもありましたが外部チョークコイルが使われています、


社長曰く、これが本来の使われ方ですよ、との事知らなかった〜、後で真似しちゃおっと

いよいよ音ですが・・・、


詳しく書くのは、やっぱりやめておきます


参考迄に、

低音が好きな人はラボ


澄んだボーカルが好きな人はインク


程度でここでは勘弁してください、

見事に両店主のWEの捉え方の違いが音に出ています


同じような音質で、同じような鳴り方をしますが、

奏でる音楽は全く別物、こりゃ〜楽しいー