
右と左の二つの音を合わせて一つの音像を描く
今では当たり前のステレオシステム
人の耳は左右にあり、
それまでは肺や肝臓のように一つは予備と考えられていたのですが
ステレオで二つの音で聴くと人間の脳は動きや位置を判断し
立体に音像を描けると発見したのはベル研であり、WEです
そんなWEが1930年代に発見したステレオサウンドだが
実現されたのは1950年台に入ってからです
ステレオ再生で大切なのが、二つのスピーカーで一つの音を描くので
当然二つのスピーカーは同じ特性でなければなりません

ハッキリ言ってモノラルの時代のWEユニットでステレオは再生は無理です
いまもオークションで555が出ていますが、
失礼ながらこの二つのユニットで
一つの音像を描くって不可能です、一目で見ても違う音を奏でると思います

実際多くの555を使ったステレオで聴かせて頂きましたが、
音像がビシッと描かれたシステムは・・・・・・・
※注、ハッキリ書くと友達を失うので書きませんが、皆さん気が付いているはずで
ズレて大きく描かれた音像を
その魔的な美音に惑わされて、ビシッと定位しない音像に気づきながらも
まあこれでいいか・・・・
と、音の良さをだけを楽しむのもいいですが
やはりステレオスピーカーであれば左右同じ特性のスピーカーを使うべきだと思います

それと前回も書きましたがWEはWEサウンド・ワイドレンジ・ミラフォニックの
三つのシリーズでユニットも全く違って、其々のサウンドを奏でています
海外のWEの投稿を見ると、ごちゃまぜでミラフォニックとカールホーンを合わせて
WEを使えば何でもいいシステムが多くみられます
当然ながら、何でもありWEのようなすべてがズレて
しかも強引に描くステレオシステムが奏でる音楽は
ボーカル、弦楽器
がエコーを伴い何とも言えない魅惑を響かせる音楽ばかりです
勿論個人の楽しみですからそれは否定しません
ですが、流石GIPですね
これらの疑問を全て払拭したサウンドを奏でてくれます
勿論、「励磁が最も魅力的に奏でる打楽器」も完璧なサウンドです

まるでそこで楽器が打たれ、奏でられています、素晴らしい
これは、私も脱帽です、私のシステムはあざとく聞こえます
私のはコンプレッションを掛けすぎですね
GIPは程よいコンプレッションで、高域の強烈な594ドライバーとのバランスを取っています
ウーハー4本のユニットを使う事で、見事にバランスを取っています
これはほんとに素晴らしい
バランスの取れたユニットを使い、アライメントを揃え
なにやらホーンロードまでも揃えたような感が有ります

そのサウンドは合いまみれぬ、モニタースピーカの劇場用と言ってもいいのかもしれません
唯一無二のWEシステム
もし、WEがあと数十年続いていたなら、きっとこのような音を奏でたのでしょうね
今迄もGIPには数回伺いその素晴らしさを聴かせて頂きましたが
今回、知人が手にいれたGIP最高のシステムを、調整させて頂き
その素晴らしさに改めて感動しました、
オリジナルWEサウンドより優れているかと聞かれれば
神秘的なWEオリジナルサウンドとは違うと思いますが
WEの流れをくむ、最高の励磁サウンドであるといえると思います
ステレオシステムである以上はこのような音像を描かなくては意味が無いと
そのピントの合った励磁ホーンサウンドに酔いしれました
ありがとうございました